ぼや騒ぎ

 ~日々徒然なるままにひぐらし

dynabook tab s68 購入

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dynabook tab s68を購入したのでちょっと書き留めておきたい。

 

◆購入のポイント◆

  • 筆圧2048段階まで対応したアクティブ静電結合方式
  • 8インチという手軽さ
  • surface proと比べて安い
  • PaintToolSAIが動く

◆以下、購入動機◆

まず購入のきっかけは、以前から目をつけていたMicrosoftsurface pro3を何度も何度も、それはもうトランペットを眺めるような少年の気持ちで電気屋に通いつめていたころ、流石に金額が高いことや、10インチという大きさが腑に落ちなく、購入をずっと見送っていた。そんな中、筆圧2048段階に対応しているタブレットを発見。それがdynabook tab s90/s80/s68シリーズ。今まで1024段階が多かったタブレット機に対し、2048段階対応という売りに驚くとともに、僕が求めていた手軽さのある8インチサイズのs68があると来たら、もう購入一歩手前まで来るってもんでしょう! surfaceと比べて安いのもポイント。あとは普段使っているソフトが動くのかって問題だが、それも購入を後押しするかのようなタイミングで以下の記事を発見。


dynabook Tab S68などのアクティブ静電結合方式ペン対応のワコムドライバ公開 PhotoshopやSAIなども筆圧対応へ | 肉うどん

 

 これで購入確定というわけですな。

 

さて、上記に記載した佐藤イオリ様の記事の通り、きちんとワコムドライバがインストールされ、タブレット環境が構築できたかといえば、実はそうでもない。dynabook tabの初期設定を終え、いざワコムドライバをインストールし、SAI上で筆圧感知できるようにしたものの、

 

ペンの位置がむっちゃずれる。

 

どのくらいずれるかというと、

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このくらいずれる。

流石にコレじゃあ使い物にならないし、どうしたものかと色々調べていると、ワコムドライバをアンインストールして再インストールするという手段や、その再インストールの前にCドライブ内の「wacom」と書かれたファイルをすべて削除する手段を見つかったが、どれを試してもまるで効果が無い。ためしにタブレット本体をリセットしてみたが、これもダメ。そして悩んだ挙句思いついた方法が、

これだった。一度も試してなかったし、まさかな。。。と思いながら試してみると上手くいくではないか……!なんて初歩的なこと……。一応これで僕の環境下でペンと表示カーソル位置が一致し、正常に描画出来るようになった。絵描きにとっての神タブレットに変わった瞬間である。もちろんワコムペンの設定の「調整開始」から、ペン先とポインタの位置は調整済み。

 [2015/06/25:追記]

 もしかしたら画面の傾きがご認識していた可能性がある。たとえば初回起動時に縦で起動した場合、横画面に画面を変更するとペン先がずれるのだ。この場合、元の縦画面に戻せば直ることもある。直らないこともあった・・・。いずれにせよ、画面の傾きにロックをかけておいたほうがいいかもしれない。

 

ただもう一つ問題点がある。SAI上では素直にペンの動きに合わせてポインタもついてくるようになったのだが、今度は別の画面、例えばデスクトップ上になると、ポインタが遅れて付いてくるのだ。まぁ普段は指先でタブレットを使用するだろうから問題はないだろうけど、それでもやはり気になってしまう。これはまた調べてみようと思う。

 

とまぁ何はともあれ、これで外出先でも絵が描ける環境が整った。ここまで来るのに色々と試行錯誤はしたが、このdynabook tab s68は本当すごい端末。描画も申し分なく、液タブのような描き心地がある。購入を検討されているのであれば、是非オススメしたい。