ジャケット見れば分かるけど、初音ミクを題材にした同人 CD。ジャンルはトランスかな。ハードなトランスって訳ではなく、クリアなトランス?そういうのなんて言うんだろうか。聞いていて気持ちがいいような。ただ、全体の曲調が似たりよったりというか、出だしの1曲目の完成度が高すぎるというか、他の曲に耳が行かないのが残念かなー。むしろミクの声が邪魔している曲がちらちら。インストあればほしいけど。そういうのもあって購入するに至らなかった・・・・・・はず、なのに、いつの間にか購入してた深夜の僕。怖い!財布を気にせずに買ってるよこの人!!
また、ジャケットの写真だけじゃ伝わらないけど、このCD、ジャケットが紙のA4サイズと大きめなんだよね。袋とじのようになっていて、隅のミシン目を切り取り、中に収録されているCDを取り出すような形。面白いなーと思って切り取っていると、これ手作業らしい。中は表のミクジャケの色が付いた絵がババーンと大きく載っている。なかなか面白い作り。こういうのがあるから同人CD漁りはやめられない。
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これは余談だけど、同人CDのVarious Artistsほど購入を躊躇することはない。作曲レベルに違いがありすぎて、購入する気がうせることがしばしある。別に同人に至ったわけじゃないけど、やはりプロと違って作曲レベルにばらつきがあるのは事実なんだよね。素人耳から聞いてもこれはなんとなく分かる。
あと、個人の作品集なら分かるけど、いろんな人の曲をでたらめに詰め込みました系はやめてほしい。一つテーマを絞ってくれる方が、アルバムとしての出来が映えると思うんだ。例えばそのアルバムに収録されている作曲家が一人好きだとして、興味は惹いたとしても、そのアルバムCDを買うに至る訳ではない。全体を聞き流して、ある程度のクオリティを図ってから購入するんだよね。だってそれ一曲だけでいいなら、最悪ニコから落とせばイイジャンってなるし。むしろ、一貫した統一性を持たせたほうが、ジャケットや謳い文句に具体的な意味を持たせられるだろうし、収録されているCDのイメージを連想させやすくさせると思うんだけど。同人CDなんて、店頭で買う場合はほとんどジャケ買いになってしまうんだから。
んーわかるかなーこの気持ち。